アカメガシワ(赤芽槲) アカンサス(Acanthus) アメリカデイゴ(アメリカ梯梧) カリステモン(Callistemon) キャットテール(Cat tail) フェイジョア(Feijoa) ブルーサルビア=サルビア・ファリナセア(Salvia farinacea) ユーカリ(Eucaly)
■関連ページ 6月の花#5(2003年) 花暦2003年 花図鑑 戻る
初夏〜秋にかけて沖縄の空に似合いそうな真っ赤な蝶形の花を花序に多数付ける半耐寒性落葉広葉高木です。 花が終わると豆果という長い鞘(さや)ができ熟します。葉は丸みを帯びています。 南国らしい木でハワイや日本の沖縄などでは庭木や街路樹として植えられています。
一般名: アメリカデイゴ(アメリカ梯梧) 学名:Erythrina crista-galli(エリスリナ) 別名:カイコウズ(海紅豆)、エリスリナ、アメリカンデイゴ(アメリカン梯梧)、 マルバデイコ(丸葉梯梧)、Common Coral tree(コモン コーラル ツリー) 分類名:マメ科デイゴ属 原産地:インド〜マレー半島 樹高:100〜500cm 開花期:6〜10月 花色:朱赤 花序高:30cm 花径:0.5〜0.8cm
ギリシャ建築の柱頭模様で有名な耐寒性多年草(宿根草)です。長い花序に唇形をした多数の茶褐色い萼に白い花を付けます。 模様に使われているのは大きな根生葉で、葉が深裂しており、別名ハアザミと呼ばれるようにアザミの葉に似ています。
アカンサス(Acanthus)のページ
一般名:アカンサス(Acanthus) 学名:Acanthus mollis L.(アカンサス・モリス) 別名:アカンサス・モリス(Acanthus mollis)、ハアザミ(葉薊)、 ベアーズ・ブリーチ(Bear's Breech)、ブランク・アーサイン(Brank ursine) 分類名:キツネノマゴ科ハアザミ属 原産地:地中海沿岸、熱帯アジア 草丈:120cm〜200cm 花期:6〜9月 花序高:50cm 花色:白と茶 葉長:50〜60cm
常緑小高木で、4〜5月に葉の付け根に白または赤い花を数個付け、開花後に半球状の実となります。 グロブルスという種は20〜30mの高木となります。園芸用の種にはマルバユーカリ、ギンマルバユーカリ(銀丸葉ユーカリ、 ユーカリプツス・シネレア)、ツキヌキユーカリ(突き抜きユーカリ、ユーカリプツス・ペリニアナ)、 レモンユーカリ、フィシフォリアユーカリがあります。木の成長は早く10年で20mほどになります。 葉は硬いものが多く青緑色や銀白色で光沢があります。 葉がオーストラリアの珍獣コアラの好物となる種もありますが、 葉から採れるユーカリ油には薬効があるとされます。 木質部は製紙の材料となる木材チップや燃料、木材として使われます。 若枝は鉢植えや切花としてフラワーアレンジメントやドライフラワー、リースなどの素材に用いられます。
一般名:ユーカリ(Eucaly) 学名:Eucalyptus cinerea(ユーカリプツス) 別名:ユーカリジュ 分類名:フトモモ科ユーカリノキ属 原産地:オーストラリア
アカメガシワ(赤芽槲)は、梅雨時にクリーム色の小花を多数咲かせる落葉高木で、菱卵形をし先端で尖った緑色の葉をよく茂らせます。 葉には葉脈が鮮明に見えます。観賞価値の高い赤い新芽と、葉がカシワの葉に似ていることから赤芽ガシワと呼ばれます。 花後にできる丸形の果実には刺があります。
アカメガシワ(赤芽槲)のページ
一般名:アカメガシワ(赤芽槲) 学名:Mallotus japonicus 別名:メシモリナ(飯盛菜) 、サイモリバ(菜盛葉)、ゴサイバ(御采葉) 分類名: トウダイグサ科アカメガシワ属 樹高:5〜10m 開花期:6〜7月 花色:淡黄 葉長:10〜15cm 葉色:緑
亜熱帯果樹で、梅雨時にグアバに似た花を咲かせる半耐寒性常緑小高木です。花は白地に内側で紅紫色をしています。 10〜11月に灰緑色の小さな楕円形の実が熟します。 パイナップルのような味と香がし、実はそのまま生で食べたり、ジャムやゼリーに用いられます。葉は卵状楕円形をしており 肉厚で光沢があり、葉裏には綿毛があって白っぽく見えます。 別名のパイナップルグアバとは、パイナップルに似た香りがして、花がガァバに似ていることから付けられました。
フェイジョア(Feijoa)のページ
一般名:フェイジョア(Feijoa) 学名:Feijoa sellowiana(フェイジョア・セロウィアナ) 別名:フェイジョア・セロウィアナ、パイナップルグアバ、アナナスガヤバ 分類名:フトモモ科 原産地:南米 樹高:200〜600cm 開花期:6〜7月 花径:4cm 花色:薄桃・白 葉長:5〜7cm 果実径:4〜7cm 果実色:灰緑色 果実収穫期:10〜11月
ブラシ状をした鮮紅色または白い花序(花房)をつける耐寒性常緑小高木です。 花色には赤花と白花がありますが、通常、赤花をブラシの木やキンポウジュ(錦宝樹)と呼び、 白花品種はマキバブラシノキ(槙葉ブラシの木)と呼んでるようです。花房は雄シベの先に金粉が付いているように光ります。 花後には実がなりますが山火事にあうまで木についたままで種子を出さず、 山火事にあって木が死んだら実が割れて種子が飛び散る性質があります。 葉は緑色で堅い革質をしており、葉形は線形または被針形、船形で、葉の付き方は互生です。
一般名:カリステモン(Callistemon) 学名: Callistemon peciosus 別名:キンポウジュ(錦宝樹、赤花品種)、マキバブラシノキ(槙葉ブラシの木、白花品種)、 ブラシノキ(ブラシの木、赤花品種)、ボトルブラッシュ(Bottle brush)、ハナマキ(花槙) 分類名:フトモモ科ブラシノキ属 原産地:オーストラリア 樹高:200〜500cm 花色:赤・白 花序高:6〜10cm 開花期:3〜7月 葉長:7〜10cm 葉幅:0.5cm
キャット・テール(Cat tail)は、草丈が低い非耐寒性常緑多年草で、4〜11月という長期間、5〜6cmの赤い柔らかな花穂を付けます。 その花穂が、猫の尻尾(キャットテール)に似ていることから命名されました。 葉は柔らかいですが、葉縁には鋸歯(ノコギリ状のギギザ)があります。鉢植えや花壇、ハンギングバスケットに使われます。 このキャット・テール(Acalypha hispaniolae:アカリファ・ヒスパニオラエ)は、同属の学名をアカリファ・ヒスピダ(Acalypha hispida)という木本性のベニヒモノキ(紅紐の木)の草花版といった感じです。 ヒスピダの方が花穂が長いですが良く似ています。
一般名:キャット・テール(Cat tail) 学名:Acalypha hispaniolae(アカリファ・ヒスパニオラエ) 別名:アカリファ(Acalypha) 、アカリファ・ヒスパニオラエ(Acalypha hispaniolae)、サマーラブ(summer love) 分類名:トウダイグサ科アカリファ属 原産地:西インド諸島 草丈:20〜30cm 開花期:4〜11月 花穂長:5〜6cm
キャットテール(Cat tail)のページ