1 薄情モンと3匹のコブタ

ワイは誰でっしゃろ
1.ショートショート:
「薄情モンと3匹のコブタ」
薄情モン
①「おっ、客や!」
②「どうもぉ~、よろしくぅ(ンメェー)」
③「あらま、行ってしもた。
挨拶は社会の基本やないの」
④「薄情やねぇ、ウウッ。ノω・、
(ンメェ、ンメェー・・・)」
3匹のコブタ
⑤「そろそろ散歩の時間やな」
⑥「てくてく、ポロポロ」
⑦「おー、今日もついてきよる」
⑧「ブィ、ブイ」
⑨「ブィ、ブィ、ブィ」
⑩「コブタの行列、ブィ、ブィ、ブィ」
⑪「今日もまた、3匹のコブタやな。ワイのウンチを食べてよう肥えてるやろ。
⑫「どこまでも付いて行きまっせ」

ワイのお陰や」
ワイの正体は…

答え:ヒツジ(羊)

「薄情モン」で出てきたのはサホーク種、「3匹のコブタ」はコリデー種です。

ショートショート:「薄情モンと3匹のコブタ」:「薄情モン」で出てくるヒツジはサホーク種、「3匹のコブタ」のヒツジはコリデール種です。同じヒツジでも随分違いますね。どちらの種も羊毛と羊肉用に飼育されています。ヒツジの糞はブタの餌となります。

ヒツジ(羊)は、1万年前に西アジアで野生の羊を改良・家畜化された哺乳ウシ目ウシ科ヒツジ属の草食動物です。山羊と同様、蹄は2つに分かれています。顔の両横に目が1つずつあるのは肉食動物に襲われる危険を逸早く察知し防ぐためで瞳孔が横に細長いのは広範囲を見渡せるよう進化したものです。尻尾は毛が伸びて汚れるのを防ぐため出産時に切られます。社会性が強く群れで行動し仲間を認識するために眼下腺や蹄間、後足付け根に臭腺があり臭いを出します。山羊と似ていますが顎鬚(あごひげ)はなく体毛は茶褐色が多く蹄間腺があります。毛は羊毛やWool、羅紗と呼ばれ一生、生え変わらず伸び続けます。現在1000種以上おり用途別に育毛種のメリノ、スパニッシュ、毛皮種のロマノフ、肉用種のサウスダウン、毛肉兼用種のサホーク、チェビオット、コリデール、毛肉乳兼用種のポールドーゼットに分類されます。豪州産のポールドーゼットは全身白毛で覆われ細毛で柔らかい品種です。日本で最も多く飼育されている品種は英国サホーク州原産の肉用種、サホークで体色は薄灰色で顔と耳、足が黒い。体が最大のものはサホーク種で最小はスパニッシュ・メリノです。日本では羊肉をあまり食べませんが北海道では名物料理となっています。肉は子羊肉をlamb(ラム)、1歳を過ぎた羊肉をmutton(マトン)と呼びます。代表的な羊料理にジンギスカンやシシカバブ(串焼き)、しゃぶしゃぶ、ラムステーキ、シチュー、シュウパウロウ(塩茹で)があります。
一般名:ヒツジ(羊) 学名:Ovis aries 分類名:哺乳ウシ目ウシ亜目ウシ科ヤギ亜科ヒツジ属 別名:Sheep 野生種:ユーラシア大陸 生息分布:世界各国、特に豪州やニュージーランド等 環境:低地~丘陵地 体重:♂が40Kg(メリノ種)~135Kg(サホーク種)、♀が35Kg(メリノ種)~100Kg(サホーク種) 肩高:♂が60cm(メリノ種)~、♀は50cm(メリノ種)~ 体表色:茶褐色 目の位置:顔の横、瞳孔は横に細長 歯の数:8本(上に前歯無く下にだけ有る) 食事:草や干草を上の歯茎と下の前歯で噛み切る 蹄形:2つに分離 鳴き声:ンメェー 社会性:集団生活 繁殖方法:胎生 妊娠期間:半年 一回の出産頭数:1~2頭 寿命:10~15年
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