コガタスズメバチ(小型雀蜂)

【かぎけんWEB】
コガタスズメバチとは、ハチ目スズメバチ科の昆虫です。
別名:yellow-vented hornet

コガタスズメバチ(小型雀蜂)の巣

コガタスズメバチ(小型雀蜂、学名:Vespa analis insularis)は、北海道原産で、ハチ目スズメバチ科スズメバチ亜科の昆虫「スズメバチ(雀蜂))」の日本本土固有の小型亜種です。 働き蜂の体長が2.2〜2.7 cm、女王蜂でも 3 cm程と小さいです。
日本本土固有亜種の、頭楯特記が3個あります。 大型の雀蜂が土中に営巣するのに対し、小型雀蜂は住宅の軒下や庭の樹木の枝に営巣します。 巣はトックリ状ですが、最終的に球形となります。人家に近いことから、人が刺される被害が多いです。
種小名の「analis」は、「輪状の」と言う意味で、スズメバチ属の腹部にある縞模様に拠ります。 原産地はインドネシアやジャワ島です。
日本本土原産の小型雀蜂の学名には、亜種名「insularis」が付き、これは「島の」という意味で日本本土を意味します。

一般名:コガタスズメバチ(小型雀蜂)
学名:Vespa analis insularis
分類名:動物界節足動物門昆虫綱ハチ目ハチ亜目スズメバチ上科スズメバチ科スズメバチ亜科
別名:yellow-vented hornet
原産地:北海道、
全長:2.2-2.7 cm 体表色:黒地に黄色縞

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小型スズメバチ

コガタスズメバチ(小型雀蜂)の巣
コガタスズメバチ(小型雀蜂)の巣
赤塚植物園(2009年2月15日)