アオヤギ(青柳) とは、朝鮮半島や日本では本州〜九州の内湾の浅い砂地に生息する
マルスダレガイ目バカガイ科バカガイ属の二枚貝です。
シジミやハマグリより大きく、貝殻色は薄黄地に茶褐色の放射線状の模様が入ります。
水管を砂地から出して、デトリタスやプランクトンを食べます。産卵で繁殖し、産卵期は春〜夏です。
食用となる貝で、旬は春です。
身を湯掻き腸を取って使用します。貝柱は小柱といい、寿司の軍艦巻きや掻き揚げの具となります。
身は黄色や赤色で、湯掻いたワケギを酢味噌で和えたヌタが代表的な料理です。生食や塩茹して食べることもあります。
一般名:アオヤギ(青柳)
学名:Mactra chinensis Philippi
分類名:動物界軟体動物門二枚貝綱マルスダレガイ目バカガイ科バカガイ属
別名:バカ貝(馬鹿貝)、Rediated trough-shell、Surf-clam
分布:本州〜九州、朝鮮半島 環境:内湾の浅い砂地
貝殻長:10cm 体形:2枚貝 殻色:薄黄地に茶褐色の放射線
食性:デトリタス、プランクトン
産卵期:春〜夏 旬:春 調理方法:塩茹で、ヌタ、小柱の掻き揚げ
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アオヤギ(青柳)
房総半島釣り(2010年5月30日)
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