別名:ヤマトカメノテ(大和蜆)
カメノテ(亀の手) とは、浅海の岩場で普通に見られる甲殻類フジツボ目ミョウガガイ科の小型の固着動物です。
岩の割れ目に群生して付着しています。
綱目状の殻板で覆われた部分と、爪状の蔓脚から成る姿が亀の手に似ていることが名前の由来です。
潮が打ち寄せる時に運ばれたプランクトンを採食します。
食用となります。
生の時はピンクっぽい色をしていた蔓脚部分は茹でると薄緑色になり、殻を割ると薄桃色の身が現れるのでその部分を食べます。身の先に黒っぽい脚が付いていますが、ちょっとざらつきますが食べられます。
気になるようなら残してください。
姿は微妙ですが、磯の味と香りがして美味です。
一般名:カメノテ(亀の手)
学名:Pollicipes mitella
別名:タカノツメ(鷹の爪)
分類名:動物界節足動物門甲殻亜門フジツボ綱有柄目ミョウガガイ科
分布:北海道〜本州・四国・九州〜沖縄 環境:浅海の岩礁の割れ目
全長:5〜7cm 雌雄胴体
食用の可否:可 食べ方:茹でて割って中身を食べる
■関連ページ
カメノテ(亀の手)
浜坂memo(2010年10月26日)
無脊椎動物図鑑
食べ物図鑑
使用前・使用後物語
麹町便り
memo
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冷凍「亀の手」 浜坂港、2013年10月26日
右のビニールに入ったのが 生の「亀の手」で、
左は、イワガキ(岩牡蠣)です。
茹でる前のカメノテ
茹でた後のカメノテ
カメノテ(亀の手) 浜坂港、2010年10月
カメノテ(亀の手
浜坂より取り寄せ、2012年12月30日
カメノテ(亀の手
浜坂より取り寄せ、2010年11月27日
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