カサゴ(笠子)|かぎけんWEB

カサゴとはカサゴ目フサカサゴ科カサゴ属の海水魚です。似たカサゴもご紹介します。

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カサゴ(笠子)とは

カサゴ(笠子)とはとは、岩場近くの海底でじっとしているカサゴ目フサカサゴ科カサゴ属の魚です。英名では、Marbled rockfishと呼ばれます。頭が大きく、胸鰭を両手のように使い、岩等にしっかりしがみついています。背鰭が鋭利で、刺さると痛いです。食べると美味しいので、釣り魚として人気です。昼は釣れず、夜になると釣れます。上品な白身魚で、空揚げが美味しいですが、煮付けや刺身でも食べます。
同属の似ている魚に、にウッカリカサゴ(うっかり笠子)がいます。違いは、ウッカリカサゴの体表には多数の明瞭な斑点があり、斑点周囲が褐色でマーカーされているのに対し、カサゴの斑点には褐色のマーカーは無いことで見分けられます。
同科異属(カサゴ目フサカサゴ科メバル属)の　メバル(目張)　と似ていますが、カサゴのお腹は横幅があるので床に置くとそのまま立ちますが、メバル(眼張)は横幅が無いので立たず横を向いて倒れてしまいます。

一般名：カサゴ(笠子)
学名：Sebastiscus marmoratus
分類名：動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱カサゴ目フサカサゴ科カサゴ属
別名：あらかぶ、がしら、Marbled rockfish、Rock fish、Scorpion fish
生息分布：北海道南部以南　生息環境：沿岸部の浅い岩礁域
全長：30cm　体形：背鰭や頭部、頬に刺があり頭が大きい　体色：赤茶地や茶色地に、斑模様　繁殖：卵胎生　食用の可否：可　料理方法：唐揚、煮付け、刺身など　