シッタカガイ(シッタカ貝、尻高貝) とは、本州以南の太平洋の浅い岩礁に生息する
ニシキウズガイ科バテイラ属の巻貝です。
殻は三角錐をしており、殻径より貝高が高いのでその名が付けられました。
海藻や苔が好物なので、熱帯魚を入れる水槽のガラス面の苔取りにも役立ちます。
普通にスーパーで売っている貝ですが、
アサリ(浅利) や、
シジミ(蜆)、
ハマグリ(蛤)
に比べると、割高です。
小型の貝で、醤油煮にして食べると美味しいです。
少し苦味があり、アミノ酸が程よく利いています。
煮た後、巻貝なので身を取リ出すのに多少の技術がいりますが、褐色をした薄いの蓋状のものを剥がし、
爪楊枝や串などで身を刺して、貝の方を廻すと取れやすいです。
一般名:シッタカガイ(シッタカ貝、尻高貝)
学名:Omphalius pfeifferi pfeifferi
別名:シッタカ(尻高)、バテイラ(馬蹄螺)
分類名:動物界軟体動物門腹足綱古腹足上目腹足目ニシキウズガイ上科ニシキウズガイ科バテイラ属
分布:本州以南の太平洋 環境:浅い岩礁
貝高:5cm 殻径:4cm 殻形:三角錐
食性:アラメやカジメ等の海藻、コケ
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