尺取虫

先日の休日、奥多摩にマムシグサの撮影に出かけた際に尺取虫を見つけました。面白い動きで、「一尺」を測るようにして進んでいく姿をみると尺取虫と名付けた先人の感性に感心します。

今年は春になっても寒い日があったり、なかなか「春らしい」という日が少ない中でこの日は初夏の陽気。気候の変化に心身ともについて行かれず、例年の春もこんなに寒暖差があったっけと思ってしまいます。

なお尺取虫は成長するとシャクガという小型の「蛾」になります。この動画の幼虫がなんという種類か興味はありますが…シャクガの仲間は大変多くとてもではありませんが同定できる気がしません。

前身を振るわせて次の取り付く島を探している様子は科学技術部長が仕事で試行錯誤しながら進んでいく様子にも見えてきます。今年度も色々と骨のあるお題を頂いているので、科学技術部長の仕事は成長すると人々や社会のためになると思って、尺取り虫のようにあっちこっち試行錯誤して一尺ずつ進めていきたいと思います。