おもしろきこともなき世をおもしろく

住みなすものは こころなりけり と続くこの句、維新の志士の一人高杉晋作の発句に野村望東尼が下の句を付けたとされています。それが事実かどうかは措いても、本当にその通りだと多くの人が実感する分だけ人口に膾炙して広がっているのだと思います。

面白いから面白がるのではなく、面白がるから面白いのだと科学技術部長は解釈しています。面白いことを待ち受けて、面白くない顔をしているのは餌が降ってくるのを待っている池の鯉のように感じられます。

些細なことを面白がることが出来るのは大切な才能だと思うのです。という訳で、今日の写真は実家の家庭菜園で栽培したミニトマトアイコと大きい(30cm越え!)キュウリ。

パッと見て「わー面白い」って素直に思うのが大切。畑に行けばトマトの房もあるし、キュウリだって食べごろに取らずに置いておけば大きくなります。でも、これ理屈。

面白がってみればやっぱり面白い、キュウリとトマトの房とナス。

トマトの房の写真
トマトの房の写真