3月16日の誕生花、ハナズオウ(花蘇芳)

3月16日の誕生花は、ハナズオウ(とスペアミント(Spearmint)です。ここでは、ハナズオウをご紹介します。
ハナズオウ(花蘇芳、学名:Cercis chinensis)とは、中国、朝鮮半島原産で、マメ科ハナズオウ属の耐寒性落葉低木です。
 別名で、スオウバナ(蘇芳花)、スオウギ(蘇芳木)、英名で Chinese redbud(チャイニーズ・レッドバッド)、ユダ・ツリー(Judas‐tree)と呼ばれます。
樹高は2〜6 mです。
 葉は黄緑~緑色でハート形で葉縁は全縁です。
 葉が出る前の4月〜6月に、開花します。
 花は、枝から紅紫色の小花を直接咲かせる「幹生花」です。花は豆型で、花径2 cm、花色は紅紫色の他、白花もあります。
 10月に、長さ5~7.5㎝、幅1.25㎝の平らな莢形をした果実が成ります。果実の色は、緑色から熟すと褐黒色になります。
 樹木は庭木や公園樹に、樹皮と心材は漢方薬の蘇木(ソボク)や蘇方木(スホウボク)に使われます。打撲、下痢止め、婦人病に効果があるとされます。
花言葉
「豊かな生涯」「疑惑」「裏切り」
花名の由来
和名の「花蘇」は、紅色の染料「スオウ」で染めた色と、ハナズオウの花色が似ていることに拠ります。
 属名の「Cercis」は、ギリシャ語の「cercis(鞘)」に基づき、ハナズオウの莢の形が小刀の鞘に似ていることに拠ります。
 種小名の「chinensis」は、「中国の」を意味し、原産地に拠ります。
ハナズオウ属の仲間
ハナズオウ属には、以下があります。
 葉色が緑色のハナズオウ(花蘇芳、学名:Cercis chinensis)、
 葉が暗紫色になる アメリカハナズオウ(America花蘇芳)
 アメリカハナズオウ(C. canadensis)の矮性品種で花が密に付く「アボンダーレ(学名:Cercis canadensis ‘Avondale’)」
幹生花とは
 「幹生花・幹生果」とは、熱帯林地域でよくみられる主茎や木の幹から直接、花や果実を結実する植物のことです。幹生花には以下のものがあります。
 赤榕、ジャボチカバ、アルストロメリア、カカオ、ハナモモ、ローソクノキ、イチベンバナ、カムカム、ブラシノキ、ハナズオウ、パラミツ、イチジク、パパイア、ドリアン、ホウガンノキ、シャシャンボなど。
一般名:ハナズオウ(花蘇芳)、
 学名:Cercis chinensis、
 別名:スオウバナ(蘇芳花)、スオウギ(蘇芳木)、Chinese redbud(チャイニーズ・レッドバッド)、ユダ・ツリー(Judas‐tree)、
 分類名:植物界被子植物真双子葉類マメ目マメ科ハナズオウ属ハナズオウ種、
 原産地:中国、朝鮮半島 、
 樹高:2〜6 m、
 葉色:緑、葉形:心臓形、葉縁:全縁、
 花期:4月〜6月、花の形:豆型、花径:2 cm、花色:紅紫色・白、
 果実期:10月、果実型:平らな莢形、果実長:5~7.5㎝、果実幅:1.25㎝、果実色:緑色→褐黒色。
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 「3月16日の誕生花、ハナズオウ(花蘇芳、学名:Cercis chinensis)」かぎけん花図鑑 花日記2025年3月16日(日)、
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