電磁波解析(ナノ構造)表面プラズモンの解析
Abstract
モデルの属性と入射光の角度により、表面プラズモン共鳴が起こり、反射波にディップができることをFDTD法で計算した。
解析条件
| ●サンプルモデルの属性 |
| サンプルモデル①(Au 板+PS 板) |
| Au 板 :9910nm×48nm、物性値=Gold(金) |
| PS 板 :9910nm×50nm、物性値=Polystyrene(ポリスチレン) |
| サンプルモデル②(PEC 板) |
| PEC 板 :9910nm×98nm、物性値=PEC(完全導体) |
| サンプルモデル①②共通 |
| ガラス :板上部、物性値=Glass For Light(ガラス) |
| 空気 :板下部、物性値=Vacuum(真空:空気の場合も真空になります) |
| ●サンプルモデル解析条件 |
| 境界条件 :X軸Y軸方向 MUR1(G.Mur の提案した1次元の吸収境界条件) |
| 入射光 :波長 700nm、60°を中心としたガウス波 |
解析結果
サンプルモデル(Au板+PS板)では、ある角度で表面プラズモン共鳴が起き、反射波にディップができることがわかった。

プラズモンの解析モデル(左:Au板+PS板、右:PEC板)

プラズモンの解析結果(左:Au板+PS板、右:PEC板、積算前)

プラズモンの解析結果(左:Au板+PS板、右:PEC板、積算後)
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