1. HOME
  2. ブログ
  3. かぎけん図鑑
  4. かぎけん花図鑑
  5. APG体系

ブログ

かぎけん花図鑑

APG体系

いつも科学技術研究所(Kagiken)をご愛顧頂き誠にありがとうございます。さて、この度、弊社はホームページをリニューアルし、これを機会にKagikenブログを発信することにいたしました。社員個々に人格がありそれらの集合としてのKagikenということで、まずは各自が独自テーマを持って情報を発信し、如いてはKagikenがどのような会社であるかをお客様に身近に感じて頂ければ幸いです。

トップバッターに柳下瑞穂が指名されましたので初回を担当させて頂きます。私はKagiken社長を18年間務めて参りまして、経営を次世代に引継いで貰えるよう自身の経験とノウハウを若い社員達に伝えて行くつもりでおります。

その時に仕事だけでなく、人生をより豊かなものと感じられるよう趣味の世界も一緒に伝えられればと考えております。私は2001年5月5日から、毎日、目につくモノ(特に、花)を撮り続けて参りまして、それらを整理して8,000頁のWEB頁を作って参りました。次にそれらの頁をテーマ毎に分類して、花図鑑や、樹木図鑑、魚図鑑、動物図鑑、食べ物図鑑等の「かぎけんWEB図鑑」としています。まだまだ未熟で過ちがあると思いますが少しでも皆様のお役に立てて頂ければこれ以上の幸せはありません。また、特に興味を持っている花に関しましては、2017年2月1日現在、花のデータベースを新らたに仲間と構築し始めたところです。

本ブログでは「花」にまつわる話題を扱いますが、今回は「APG体系」をテーマに取上げました。実は、昼食時にネギとタマネギに関する話題が食卓に上がりましたので、最新情報を調査しましたら、なんと分類名がまるっきり変わっていて驚きました。従来のクロンキスト体系では、ネギもタマネギも、ユリ目ユリ科ネギ属でしたが、最新のAPG体系では、どちらも、キジカクシ目ヒガンバナ科ネギ属とされていました。両体系の違いは、クロンキスト体系が外形的なマクロの視点が根拠であったのに対し、APG体系は最近急進展しているDNA解析によるミクロな基準に基づくものとなっており、しかもAPGは現在、第4版が公表されていました。これまで沢山の花頁を作って来たのでとてもショックを受けるとともに、常に情報収集が必要であることを実感しました。今は気を取り直してAPG体系に基づくよう順次データの修正を行っております。基準が変われば周囲に大きな影響が及ぶということを今回は身をもって知りました。また、同様に、大統領が変わって政治体制が変われば、その国だけでなく世界全体にも大きな影響が及ぶということを最近、現実問題として間接的ではありますが、皆さんも経験されていることですね。変化は時と場合により必要なことですからアレルギーはありません。寧ろ、進化は必要なことですから、より良いものを選択してより良い世界、充実した人生を送れるよう希望しております。

最後までお読み頂きありがとうございました。次回ブログのご愛読も宜しくお願いいたします。次回は藤田明希の予定です。

保存

保存

保存

保存

保存

保存

関連記事