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ツツジ属シリーズ8.玄海躑躅

花日記2022年4月27日 ツツジ属シリーズ8.玄海躑躅

ゲンカイツツジ(玄海躑躅、学名:Rhododendron mucronulatum var. ciliatum)は、韓国、中国、蒙古、日本原産で、ツツジ科ツツジ属の落葉広葉低木です。日本では玄界灘を中心とする地域の崖や礫地に自生しており、和名の由来となっています。別名でトキワツツジ(常盤躑躅)や,ツキワゲンカイ(月輪玄海)とも呼ばれます。カラムラサキツツジ(唐紫躑躅、学名:Rhododendron mucronulatum var. mucronulatum)の変種ですが、特に区別しないこともあります。樹高は2〜4mで枝は細い。葉は楕円形で両面に荒毛が生えており、互生して枝先に束生します。葉は、秋に緑色から赤く変色します。ツツジの中では開花が早い方です。3月中旬〜4月中旬に葉の展開前に花を咲かせます。花冠は花径5cm程で漏斗状をしており先端が5深裂します。花弁は丸い。花色は桃色か白です。花芽は枝先端に1〜数個まとまって付き、1つの花芽から1つの花を咲かせます。用途は庭木、公園樹、切り枝にされます。園芸品種に八重咲きの「光源氏」があります。

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