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ちょっと尾籠ですが、万葉集草木シリーズ12.カラタチ

カラタチ(枸橘、学名:Citrus trifoliata)は、中国原産でミカン科カラタチ属の落葉低木です。棘は葉が変化したものです。枝は緑色で、棘が鋭いので、昔は生垣に利用されました。ちょっと尾籠ですが、万葉集で謡われているカラタチのうたをご紹介します。

カラタチのうた

万葉集巻16-3832 忌部首(いむべのおびと)詠数種物歌一首

カラタチのうた【読み】

枳(からたちの) 茨(うばら)刈り除(そ)け 倉立てむ 屎(くそ)遠く(麻禮)まれ 櫛(くし)つくる刀自(とじ) 

カラタチのうた【意味】

からたちの棘を刈り取り(そこに)倉を立てるつもりなの (だから)遠くで排泄してよ そこの櫛を作るご婦人よ。

原文はこちら … 以下本文に続く

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