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元祖、私待つは?万葉集草木シリーズ26.イヌタデ

イヌタデ(犬蓼、学名:Persicaria longiseta)は、世界中の原野や路傍、水辺に生えているタデ科イヌタデ属の一年草の雑草です。タデは、タデ科の総称としても使われます。タデは万葉集で詠われています。

「万葉集の巻と作者」

巻11・2759 題詞:寄物陳思 作者:未詳

【原文】

吾屋戸之 穂蓼古幹 採生之 實成左右二 君乎志将待

【読み】

わ(吾)が屋戸(宿)の 穂蓼古幹(ほたでふるから) 採み(つみ)生(おほ)し 實(実)が(成)るまで(左右)に(二) 君乎志(君をし)将待(待たむ)

【意味】

私の庭の 穂が出た蓼(タデ)の古い茎を 摘んで生かし 実が成るまで あなたをお待ちします。

詳しくはこちら … 以下本文に続く

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特集 万葉集でよまれた草木

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