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箱14 稲穂の代役、薄

ススキ(薄、学名:Miscanthus sinensis)は、日本、中国などの東アジア原産でイネ科ススキ属の耐寒性多年草です。日本全国の山野に自生し秋を代表する風物詩とされます。
別名でオバナ(尾花)や、カヤ(萱、茅)とも呼ばれます。
草丈は100〜200 cmです。葉は緑色で、線形、葉縁に歯牙があります。9月~11月に、25〜30cmの花序を伸ばし薄茶色の小穂を付けます。残念ながら、ススキの花粉はアレルギーの原因となります。飛散するシーズンは8月~10月です。

中秋の名月に稲穂の代役で登場

8月の「中秋の名月」では、団子(里芋の代わり)や、果物、酒などとともに、稲穂(まだ時期的に実らない)の代わりにススキの穂が月に供えられます。
ススキは中空の茎の中に神様が宿ると信じられ、また葉縁のギザギザした部分(歯牙)や茎の切り口が鋭いので悪霊や災いなどの魔除けとされました。

花言葉と詳細は、こちらをご参照下さい。

■関連ページ

箱14 稲穂の代役、薄 箱根湿性花園秋草展 かぎけん花日記2023年10月30日(月曜日)
ススキ(薄、学名:Miscanthus sinensis)
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