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木場公園の花2 キクモモ(菊桃)

木場公園を散歩していたら、濃桃色の花が美しく目立っていました。キクモモ(菊桃)です。

キクモモ(菊桃、学名:Prunnus persica cv. Stellata、シノニム:Amygdalus persica cv. Stellata)は中国原産でバラ科サクラ属の耐寒性落葉低木「モモ(桃、学名:Prunnus persica)」の内、果実より花を観賞する「ハナモモ(花桃、学名:Prunnus persica)」の園芸品種の一つです。

樹高は200~300 cmで、枝は桃より細く樹木はコンパクトにまとまります。葉は細長い披針形で葉縁に鋸歯があり互生して付きます。葉は花が咲いているときには出ず花が終わった後に展葉します。3月~4月に、前年枝の葉腋に濃い紅色で八重咲の花径3~4 cm程のキクに似た綺麗な花を枝に密集させて咲かせます。八重の花弁は1枚の花弁が細かく裂けたものです。果実は7月~8月に熟します。赤花品種は和名で”京舞妓(’Stellata’)”と呼ばれ、桃色品種に”踊り子”や”霞の里”があります。果実は小さく食用には適しません。

キクモモに来る鳥


メジロスズメ
メジロ(左)、雀(右)

キクモモの花蜜を食べにメジロやスズメなどが来ます。メジロは嘴が長いので被害を及ぼしませんが、スズメは嘴が短いため花を落下させてから蜜を吸うので迷惑ですね。

花言葉や、の詳細はこちらをご覧下さい。

■関連ページ
キクモモ(菊桃、学名:Prunnus persica cv. Stellata)
木場公園の花2 キクモモ(菊桃) かぎけん花図鑑 花日記2024年4月16日(火)

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