7月11日の誕生花、ハイビスカス(hibiscus)

7月11日の誕生花、ハイビスカス。花が美しいハイビスカス、ハイビスカスティの原料はローゼルです。
ハイビスカス(Hibiscus、学名:Hibiscus rosa-sinensis, Hibiscus hybrids)とは、バヌアツ原産で、アオイ科フヨウ属の低木です。
別名で、ヒビスクス(Hibiscus)、ブッソウゲ(仏桑花)、フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)、リュウキュウムクゲ(琉球槿)とも呼ばれます。
スーダン、パプアニューギニアの国花とされ、マレーシアではブンガラヤ(学名:Hibiskus rosa-sinensis)と呼ばれ、同じく国花とされます。
南国を代表する熱帯花木であり、ハワイでは州花とされます。
樹高は、矮少品種や鉢物用のものは30 cm、高性品種や庭用のものは300 cmになります。
葉は緑色で、広卵型、葉縁に鋸歯があります。
熱帯地域では周年、日本では3月〜11月に、直径5〜20 cmの、赤・黄・橙・白・桃・複色の花を咲かせます。
花は五弁花で、花の中央にある花柱や筒状の雄しべが花弁から突出します。
原種の野生種の他、園芸種が多数作られており、花色が豊富で花の大きさや花姿に変化があり、一重咲きや、八重咲き、変種があります。
ハイビスカスの種類
左:ヒビスクス・アルノッティアヌス、右:ヒビスクス・セントジョニアヌス(Hibiscus saintjohnianus)
・ヒビスクス・アーノッティアヌス(学名:Hibiscus arnottianus)はハワイ原産の野生のハイビスカスです。
・ヒビスクス・セントジョニアヌス(Hibiscus saintjohnianus、学名:H. kokio ssp. saintjohnianus)はカウアイ島の固有原種で黄・橙色の花を咲かせます。
・フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)はハイビスカスの変種です。
【園芸品種】
・ハイビスカス ‘ミセス ジェームス ヘンドリー'(Hibiscus rosa-sinensis cv. mrs. james e. hendry)ー鮮黄色の花を咲かせる園芸種
花名の由来
種小名の “rosa-sinensis”は ”Rose of China”という意味で、元々ヨーロッパにはハイビスカスが無かったので、
中国に来て初めてハイビスカスに出会ったときに薔薇に似ていることから名付けらました。
ハイビスカスの種類は、こちら→にまとめてあります、
特集 ハイビスカス(hibiscus)
花が美しいので、観賞用に庭植えや鉢植え、花壇、公園に使われます、また、薬用ともされます。
しかし、ハイビスカスティは、同じハイビスカスの仲間、ローゼル(Roselle、学名:Hibiscus subdariffa)から抽出されます。
広義のハイビスカス
広義のハイビスカスとは、ハイビスカス=アオイ科フヨウ属に分類される植物全般を指すため、狭義のハイビスカスのみならず、フヨウ、ムクゲも全てハイビスカスに含まれます。
花の違いを以下にイラストで描きました。
左:ムクゲ、中央:フヨウ、右:ハイビスカス
ハイビスカスと名前が付くが、別属の植物
同科で花名の一部にハイビスカスと付く花にブルーハイビスカス(Blue hibiscus)、または花色からライラックハイビスカス(Lilac hibiscus)と呼ばれる花は別属(アリオギネ属)の花です。
また、 タチアオイ(立葵) はアオイ科ですが、アオイ属と言う別属の花です。
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7月11日の誕生花、ハイビスカス(hibiscus)かぎけん花図鑑 花日記2025年7月11日(金)、
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